2010年12月14日火曜日

表と裏

 毎日新聞のコラムに斉藤環氏の「時代の風」がある。その中には「政治の裏」というタイトルで面白い話が散りばめられている。以下その一部を紹介する。
「民主党内閣には裏と表を使い分ける意図がないし、能力が欠けている。」「国際的内部告発サイトであるウィキリークスはアメリカ軍の戦闘記録約49万件を公開して、全世界に波紋を投げかけているが、アメリカ外交は情報漏洩の謝罪対応に終われている」「これはまだ兆候に過ぎないが、政治や外交から簡単には裏が消えるわけではない」「いずれにせよ、私達に必要なのは単に「裏」を切り捨てることではない。その醜悪さにひるむことなく<裏>の果たしてきた機能を十分に検証しておくことではなかろうか」
 どんなものにも表があるから裏があるのだ。これを切り離すことはできない。重要なのは表と裏を使い分けることではないだろうか

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