2014年1月22日水曜日

現実主義とは

 
 二木立氏の「ニューズレター」201411日号の私の好きな名言・警句の中に、以前紹介したことのある作家の平野啓一郎氏の言葉が紹介されている。以下。
平野啓一郎(作家)「社会をよくしていくとか、弱者の問題を考えるとか、戦争をなくすにはどうすればいいかとか、時間のかかることなんですね。時間の目盛りの長いことを考えようとすると、非現実的だとか、理想主義だとかいわれて、支持を集めにくくなっている状況は危険です。現状を追認しているだけの人たちが、あたかも現実主義者のように見えているのが、今の一番の問題だと思います。未来のあるべきビジョンに向かって努力していくことが大事なんだ、という考えを共有しないといけないと思います」(「しんぶん赤旗」201377日、「いま言いたい2013)
まさにその通りだと思う。現状追認する人が、現実主義者ではないのだ。未来を見据えた現実主義者になりたいものだ。烏合離散する政党が多すぎる。

 

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