2014年7月16日水曜日

名言・警句


二木立氏の「医療経済・政策学関連ニューズレター」の私の好きな名言・警句の中から一部紹介する。
山口明雄(メディアトレーニング講師)「誤解されない話し方のヒント」
質問には本質から答える、(2)『話してもわからない』を前提に話す、(3)話し相手の願望[感情、興味、希望]に合わせる、(4)話し相手のレベルに合わせる、(5)専門用語は仲間と専門家以外に使わない、(7)カタカナ言語、略語はだめ、(7)舌足らず、説明不足は誤解のもと、(8)Yes, but返答法』は避ける[柔らかい対応としての効果はあるかもしれませんが、誤解を防ぐという点からはまずい](9)ぼかし言葉は極力使わない、(10)できる限り比較しない[『さすが』『意外と』『比べて』は相手を怒らせる三大表現]」。
「炎上しない話し方・6つのヒント」
ネガティブな話をしない、(2)差別的な発言をしない、(3)犯罪を肯定するようなことは言わない、(4)批判は慎重に、(5)話し相手を錯覚しない、(6)他人に関わるコメントは、根拠と説明を十分に」(『誤解されない話し方、炎上しない答え方』ディブカヴァー・トウェンティワン,2013,99-130161-169頁。古市憲寿『だから日本はズレている』(新潮新書,2014,115)が、テレビのワイドショーで行った「皮肉のつもり」の(不用意な)発言が「プチ炎上」した体験を踏まえて、後者のアドバイスを紹介)。二木コメント-本書は「逆ピラミッド式での話し方」(重要なことから順番に話していく)をベースにして、「誤解されない話し方」、「炎上しない答え方」のポイントを分かりやすく説明しており、大学の管理職(特に、弁の立つ教員と対応しなければならない教員管理職)の「必読書」と思いました。ただし、「誤解されない話し方のヒント」の(8)(Yes, but返答法」)は全否定すべきではなく、(3)との「使い分け」が必要と感じました。また、一番大事なこと=「余計なことはしゃべらない」が抜けていると思います。
私は、特にカタカナ言語、略語をやたら使わないように気をつけている。わかったような錯覚に陥るからだ。

 

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