2012年9月18日火曜日

東京新聞

 私は、数年前から「東京新聞」に注目している一人である。東京新聞を取ろうとして、調べたら山梨では取れないことが解り、がっかりしたことを覚えている。しかしWEBで無料閲覧できるので、ほぼ毎日チェックしている。民医連医療の10月号で畑田氏が、東京新聞のことを取り上げているので、一部紹介する。
メディアへの「眼」第18回 偏っている」とは? 国際政治学者畑田重夫
「東京新聞」攻撃の始まり
最近、あちこちでその「東京新聞」についての賛否両方からの評判をよく耳にし、眼にするようになりました。筆者などは、「国民の立場「国民の目線」に立った素敵な新聞だと惜しみなく高い評価を呈していますが、逆に、「左に偏向しすぎているんじゃないか」という否定的な評判も耳にするようになりました。耳にするだけでなく、ついに活字になっているのを眼にするようになりました。
その一例をあげてみましょう。「正義と公平と感動 ― あなたの新総合雑誌」と銘うつ『テ-ミス』という月刊誌があります。「THEMIS(-ミス)は、ギリシャ神話に登場する女神で、俗に「正義と公平の守護神」とされているのですが、この雑誌の8月号に、つぎのような記事が掲載されました。
「ある朝日新聞記者が、『東京新聞は凄い勢いでウチよりも過激な反原発路線でいっている』と洩らしたが、最近の『東京新聞』は『赤旗』と見紛うくらい偏った紙面である。市民団体と称する人たちのデモを大きく取り上げたり、電力会社をことさら攻撃するような記事が目立つのだ」。
このように「赤旗」紙ともども「東京新聞」が偏向新聞であるというわけです。「赤旗」については、この「朝日」の記者ならずとも、日本全体にまだまだ反共主義に根ざすところの「偏っている」という固定観念が浸透していることは周知のとおりですが、ついに一般商業紙の1つである「東京新聞」にまで攻撃の矛先が向けられるようになったか、というのが筆者の直感でした。
東京新聞は、どこかの新聞のように有料でないと核心部分は読めないような新聞ではないので、ぜひWEBで読んで欲しい。

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