2013年7月10日水曜日

上から目線

    
 二木立氏の「医療経済・政策学関連ニューズレター」の私の好きな名言・警句の中から、伊藤真氏の本から引用している部分を紹介する。
伊藤真(弁護士。司法試験合格のカリスマ「塾長」)「説得したり、伝えたりするのに、技術やテクニックというのはそれほど必要ではないのだ。それよりも、人の気持ちを理解する感性に磨きをかけることや、自らを磨いて高めていく自己研鑽のほうが、深く伝えるためには役に立つ」、「自分の思いというのは、決して『上から目線』では伝わらない(中略)人に伝えるときは、『自分でもできそうだ』『ああ、なるほどね。自分もやってみようかな』と思ってもらえるようにしなければ、伝わらない。いくら頑張ってすばらしい話を伝えたいと思っても、それが受け手の心の中に何らかの形で響いていかないと、自分のものとして取り込めないのだ。(中略)深く伝えるために必要なのは、『謙虚さ』である『深く伝える技術』サンマーク出版,2013,69-70,99-101)二木コメント-これらは「情理」の重要なポイントだと感じました。
自分の思いは「上から目線では伝わらない」という言葉はまさにその通りだと思う。

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